香りの記憶 音の記録

香水と音楽に溺れている小市民のブログです。 10年間いろいろなところで書いてきた香水のレビューをまとめるのが、とりあえずの課題。 音楽活動の記録も合わせて紹介していこうと思ってます。

2013年10月

Yellow FreesiaYellow Freesia / cliff1066™

イースト・ハンプトンのフローリストであるアントニア・ベランカ が作り出した香り。
花々の自然な香りを再現したかったそうです。

この香りを最初に見かけたのは1991年ぐらいだったと記憶しています。
おませな高校生だったので、そのころから結構色んな香水を使っていたのですが、初めて嗅いだときのことを未だに覚えているぐらい印象的でした。

ようやく90年代に入ったとはいえ、まだまだバブルの名残りが色濃く残る香りが主流だったので「自然な花の香り」を再現した香水なんてなかったですもん。

 
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herb gardenherb garden / kiszka king



ゲランのライフシーンフレグランスとして1999年に発表されたアクア アレゴリア(水の寓話)シリーズの香り。
このシリーズは身につけるだけではなく、ルームフレグランスとしても使いやすく設計されています。

ハーバフレスカはその第一弾として発表された香りで、みずみずしく香るハーブ園がイメージソース。

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TuberoseTuberose / S. Yodo



アニックのソリフロールシリーズ。
日本ではむかーしに限定で(新宿伊勢丹だけだったと記憶してます)販売されていた以外は売られていない香り。
 海外ではレギュラーラインナップだったようですが、販路が細くて売られている所は少なかったです。

価格も他の物より高価で50mLのオードパルファムが155ユーロ(2013年10月現在)。 
ローズアブソリュが120ユーロ、ル ジャスマンが87ユーロですから、いかにこの香りが高価かというのがわかりますね。



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jasmine_20080503_1.jpgjasmine_20080503_1.jpg / faeparsons



アニックのソリフロールシリーズ。
こちらはレギュラーのラインナップとして、トワレとオードパルファムが用意されていた物です。
海外のサイトを見るとボディクリームなんかもあるみたいですね。


この香り、吹き付けた瞬間かなり刺激的な匂いがします。ジンジャーでしょうか?
しばらく刺激臭がメインに香ったあと、ようやく中国茶のジャスミンティっぽいジャスミンが出てきます。
グリーンが強い感じですね。妖艶なジャスミンをお好みの方は違うと思うかも。
透明感のあるジャスミンにマグノリアが香って、生花っぽさはあります。
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Lily of the ValleyLily of the Valley / Leo-setä

アニックのソリフロールシリーズ。
数年に一回限定で出されてます。2013年はミュゲとローズスプレンディッドとヴィオレットのようですね。→追記:日本国内では今まで限定の扱いだったんですが、この三種は2013年から定番で販売されるそうです。

シンプルなスズランの香りですが、アニックならではの生花の立体感があります。

古今東西、スズランの香りは色んなブランドが出していて、大体似たような感じだと思うのですが、こちらの香りは完熟リンゴのようなフルーティなニュアンンスがあるのが特徴的かなと。

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