(詳しくはウィキをご覧ください)
一方のコム デ ギャルソンといえば世界に誇るファッションブランド。
ご存知の方も多いと思いますが、アンチパフューム的な香水を数多く発表してます。
海外のブログなんかを見ていると、日本より有名なんじゃないかな?と思うぐらいコアな香りのファンがいるようですよ。
このDaphne(ダフネ)の調香は同じくギャルソンのワンダーウッドなども手がけるアントワーヌ・リー。
個人的にこのアントワーヌ・リーの調香がとても好きなのです。
※2014/10/2のコメント主に香ってくるのはチュベローズ、フランキンセンス、バニラ。次に強いのがオレンジ、ジャスミン、パチュリといったところ。成分を見てみるとツリーモスも使われているみたいで、ぱっと香った印象はこれでもか!っていうぐらいグラマラスなシプレ。(海外のサイトでロシャスのファムとギャルソンのアヴィニョンを一緒に付けた感じと書いてあって、わりと納得しました)肌の上ではチュベローズの濃厚な香りから、劇的に変化を遂げてバニラとフランキンセンス+クマリンの香りに。個人的にホワイトフローラル系の強い香りは短時間ならとっても好きなのですが、長時間だと飽きてくるというかしんどくなってくるので、服につかないようにつけて、香りの変化を楽しむ方が私には合ってるようです。…というか、ラストノートがつぼ過ぎるので早く移行してほしいっていうのもあります(笑)。チュベローズの香りが好きな方にもいいと思いますが、アニックのグランダムールのラストにたまらなく心惹かれる私にはラストノートがツボすぎます。この香りで、自分はフランキンセンス+バニラの香りがツボだということをはっきり自覚しました。2年悩みましたが購入してよかったです。久しぶりに香水に心底癒されています。なんっていうか、自分に自信が持てる香り。「ありの~ままの~…」って歌いだしてしまう勢いです。他の誰かにいい匂いと言ってもらうためではなく、好きな物は好き。と、はっきり言える、古典的な香りがお好きな方にオススメします。素晴らしい!!
購入するまで2年、買ってからこのブログにレビューを書くまで1年半…。
その間にこの香りを何回使ったかな…と考えるとたぶん片手で足りるぐらいです(笑)。
遠い昔過ぎて忘れちゃってますが、香りのイメージはグッチのラッシュを思い出す感じ。
甘くて重いけど、スピード感と振り切っちゃってる感があります。
ギャルソンの香水は、コンセプトやぱっと嗅いだ瞬間はとてもいい香り!と思うのに、ツボの1センチ横を押されてるみたいな感覚で、買って見るとそんなに…というパターンが多いのですが、こちらの香りは使用頻度は少ないものの、久しぶりに嗅いだら「おおお…」と唸る程好きな香りです。
これを使う場面は、だいたい「なーんか、くすぶってるなぁ」っていう時です(笑)。
人の目を意識しちゃって無難になってしまいそうな時とか、どこか自分をさらけ出すのをためらってしまうとき。
社会で生きていると、あたりさわりなく、波風を立てずにやって行かなければならない時っていうのもありますけど、それでは道が開けないときというのもあるわけで。
この香りに限らず、行く先々で「くさっ!」「きつっ!」「強っ!」って言われそうな個性を表に出すような香りは、くすぶった背中をバーンと叩いてくれるような気がします。←実際には言われたことはありません。
音楽でもそういう「くすぶってるとき」は激しめのロックで、パワーを発散させると割とスッキリするんですが、こちらも同じ使い方をしている感じですね。
香りで怒りのパワーを発散させて、よっしゃ行くぞって感じです。
調香:ビターオレンジ、インセンス、サフラン、ローズ センティフォリア、チュニジアン ジャスミン、チュベローズ、アイリス、パチュリ、ウード、アンバー、バニラ ※Luky scentより
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