香りの記憶 音の記録

香水と音楽に溺れている小市民のブログです。 10年間いろいろなところで書いてきた香水のレビューをまとめるのが、とりあえずの課題。 音楽活動の記録も合わせて紹介していこうと思ってます。

カテゴリ:香水レビュー > アニック グタール

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Photo by ClaraDon


嵐が去った後の日本の庭に咲くクチナシにインスパイアされて作られた香り。

アニックはこちらの前にガーデニア パッションという、これまた日本で見たクチナシをテーマに香りを作っています。
ガーデニア パッションは初代アニック グタール、こちらアン マタン ドラージュは娘さんのカミーユ グタール&イザベル ドワイエン作となっています。

香りはガーデニア パッションよりフレッシュなガーデニアの香り。
「庭」「濡れた」というところを香りに組み込んだガーデニアの香りです。

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TuberoseTuberose / S. Yodo



アニックのソリフロールシリーズ。
日本ではむかーしに限定で(新宿伊勢丹だけだったと記憶してます)販売されていた以外は売られていない香り。
 海外ではレギュラーラインナップだったようですが、販路が細くて売られている所は少なかったです。

価格も他の物より高価で50mLのオードパルファムが155ユーロ(2013年10月現在)。 
ローズアブソリュが120ユーロ、ル ジャスマンが87ユーロですから、いかにこの香りが高価かというのがわかりますね。



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jasmine_20080503_1.jpgjasmine_20080503_1.jpg / faeparsons



アニックのソリフロールシリーズ。
こちらはレギュラーのラインナップとして、トワレとオードパルファムが用意されていた物です。
海外のサイトを見るとボディクリームなんかもあるみたいですね。


この香り、吹き付けた瞬間かなり刺激的な匂いがします。ジンジャーでしょうか?
しばらく刺激臭がメインに香ったあと、ようやく中国茶のジャスミンティっぽいジャスミンが出てきます。
グリーンが強い感じですね。妖艶なジャスミンをお好みの方は違うと思うかも。
透明感のあるジャスミンにマグノリアが香って、生花っぽさはあります。
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Lily of the ValleyLily of the Valley / Leo-setä

アニックのソリフロールシリーズ。
数年に一回限定で出されてます。2013年はミュゲとローズスプレンディッドとヴィオレットのようですね。→追記:日本国内では今まで限定の扱いだったんですが、この三種は2013年から定番で販売されるそうです。

シンプルなスズランの香りですが、アニックならではの生花の立体感があります。

古今東西、スズランの香りは色んなブランドが出していて、大体似たような感じだと思うのですが、こちらの香りは完熟リンゴのようなフルーティなニュアンンスがあるのが特徴的かなと。

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Si fragileSi fragile / benjamine92

すみれの香りのシングルノート。
少しのバラを加えることで、色っぽさを出しているとのこと。

すみれの香りのなかでは、香り立ちも透明感があり、生のお花っぽいと思います。
トップの香りがかなり苦くて、つけた瞬間は戸惑うかも。

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