香りの記憶 音の記録

香水と音楽に溺れている小市民のブログです。 10年間いろいろなところで書いてきた香水のレビューをまとめるのが、とりあえずの課題。 音楽活動の記録も合わせて紹介していこうと思ってます。

タグ:バイオレット

とてもニッチなスイスの香水メゾンLes Nez。
 2006年に始まった、まだ新しいメゾンです。
調香はアニック グタールの各種も手がけるイザベル・ドワイエンとSandrine Videaultという女性ふたり。
2017年1月現在購入できる香りの数は4つと点数も少ないです。

 Unicorn Spellは調香が伏せられており、代わりに詩が添えられています。
…香りはざっくりと言うとグリーンの強いバイオレットとアイリスの香り。 続きを読む

2006年発売。調香師はランスタン・ド・ゲランと同じくモーリス・ルーセルとシルベーン・ドラクルトのコンビです。
4代目のジャン ポール・ゲランが第一線を退いて、5代目のティエリー・ワッサーに交代するまでの間に作られた香り。
アンソレンスとは「傲慢」という意味で、意外性と大胆さを兼ね備えたフェミニティに捧げられた香りです。

メインはスミレとアイリス、レッドベリー。
それぞれの香りがくるくると交互に出て来るという、スパイラル構造っていう話です(私がつけるとそんな風にならないけど…)。
ゲランには1906年にジャック・ゲランが創作したアプレ ロンデというスミレの香りがあるんですが、それの現代版みたいなことを感じてらっしゃる方もいるようです。

 
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Si fragileSi fragile / benjamine92

すみれの香りのシングルノート。
少しのバラを加えることで、色っぽさを出しているとのこと。

すみれの香りのなかでは、香り立ちも透明感があり、生のお花っぽいと思います。
トップの香りがかなり苦くて、つけた瞬間は戸惑うかも。

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